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QINA & Co. でご一緒いただいたアーティストの作品をご紹介します。

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Title

Artist

鵜川真由子

Photographer

株式会社松濤スタジオを退社後、アシスタントを経て独立。広告や雑誌などでポートレイト撮影を中心に活動するかたわら作品制作を続けている。またアパレルメーカーとのコラボ展の企画など、写真を通じて幅広く表現活動を行っている。

Title

reset

気持ちをリセットすることが目的で訪れた、南国の夜の風景です。
いま観ても、あのときを思い出し、気持ちが整い高揚する、一枚の絵です。

Artist

北村佳奈

画家/イラストレーター

1984年長野県生まれ。文化服装学院卒業後、独学で絵の道へ。国内外のギャラリー、美術館での展示多数。広告媒体へのアートワーク提供など活動の幅は多岐に渡る。

Title

still lives“起生”シリーズより、「Untitled#1」

国内で撮るべきテーマを模索していた2016年、早朝の薄青く光る凍土の中で、妖しく朽ちていくモノたちに出逢い、衝撃を受けた。
霜をまとった畑一面に、掘り出され間引きされた形の悪い野菜たちが所狭しと横たわっている。偶然巡り逢えた腐葉土。不要になった「生きていたモノ」が、いずれ大地の肥やしとなりまた、新たな生命を産み出す重要な養分となって地中に同化していく。朝夕の光の中で、艶かしく、鮮やかな色彩や生命力を放出する彼らの姿に心を奪われた。
それ以来、「still lives(生き続けるもの)」と名付けたシリーズを定点観測的に撮り続けている。
静と動、自然と街、生と死、時間と空間、そしてその狭間。ザラついた胸騒ぎに触れた時、シャッターを押す。
畑脇にうず高く積まれた野菜の山、青カビが生えたみかんや葉牡丹。そこはただの墓場ではない。彼らは生死の狭間で、土に還り、大地の肥やしとなり、再生していく。もしかしたら、朽ちていくものと生きようとするもの、両者に境はないのかもしれない。私はそのキワを、丁寧に切り撮りたい。

Artist

kana sonoda(園田 加奈)

写真家

1998年よりロンドン、NY、バリ、フィリピン、タイなどを拠点に撮影活動。現地の人々と共に暮らし、生活の中で心象風景を切り撮る。2001年より、国内外(欧米、東南アジア)で国際コンペ受賞や個展など活動歴多数。ダンサー、ミュージシャン、映像作家など各国アーティストとのコラボレーションを続ける。2016年から、国内の自然の力、都会との狭間で生きる植物や「生きていたモノたち」が発する妖艶な力を見出し、撮影制作を行っている。